2014年08月

秋高しcoffeeとjazzで夢のなか

物干して暫しの晴れ間秋扇

地口の歴史は長いものがあるようだ。探してみたら面白いものがあった。フーテンの寅の名せりふは地口だった。日本語は面白い。外国人には分からないだろう。
申し訳有馬温泉
結構毛だらけ猫灰だらけ、けつのまわりは糞だらけ
言わぬが花の吉野山
見上げたもんだよ屋根のふんどし
アイムソーリーヒゲソリー、髭を剃るならカミソリー
何のこっちゃ、抹茶に紅茶
草加、越谷、千住の先よ
幸手、栗橋、まだ先よ
すみま千円
あたり前田のクラッカー
そうはいかのキンタマ
その手は桑名の焼き蛤
恐れ入谷の鬼子母神
びっくり下谷の広徳寺
嘘を築地の御門跡

法師蝉ひねもす鳴いて時が過ぎ

長野市権堂アーケード街に秋葉神社秋祭りで100句ほど地口川柳が行灯で飾ってあった。その中から上出来の句を選んでみた。あくまでも私の主観である。勝手に選ぶのは誠に楽しい。なお今年のお題は、「ご」か「こ」で始まり「う」で終わる句、「い」で始まり「ざ」か「さ」で終わる句。
 
何時の間に嫁に替わった主役の座 美智子
ご期待に添えかねますと鏡言う 勇司
生き甲斐を趣味に求めて得る若さ 英子
ごめんねが言えず抱いてる膝小僧 美好
こりもせず調子はずれの歌披露 美智子
生きて知る母の小言のありがたさ 悦子
怖いのは女の武器の速射砲 幸夫
今が旬女盛りを満喫さ 早紀
医者知らずそれでも負けたこの暑さ 長茶

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